環境経済学(Environmental Economics)は、経済学的なアプローチによって、環境問題の解決を考えていく学問です。
一般的な経済学は、「経済(人間社会)がどうなっているのか?」を考える学問と言って良いと思います。 その後で、「経済はどうあるべきか?」や、「どういう戦略にすべきか?」を考えます。 環境経済学は、環境と経済の関係を考えるところからスタートします。 その後で、「環境問題を起こさない経済は、どうあるべきか?」を考えます。
環境経済学では、 外部性の内部化 による環境問題の解決策が、かなり検討されています。 これだけでも、賛否両論がいろいろあります。 しかし、それだけではなく、もっと深く、広い視野の学問です。
一口に「環境経済学」と言っても、人によって内容が異なります。 下記の項目は、 環境経済学の本 をいろいろ見てみて、筆者なりに既存の環境経済学を整理したものです。
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環境経済学の参考文献は多いため、 環境経済学の本のページ にまとめてあります。