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QC7つ道具

品質管理 に関わる人の裾野を広げるために、便利な道具がまとめられ、「QC7つ道具」や「新QC7つ道具」と呼ばれています。

QC7つ道具は、数字をグラフにして目に見えるようにしたり、 物事の関係を図にして目に見えるようにすることが、主な役割です。 目に見えるようにすると、物事を深く理解できたり、もれなく体系的に物事をまとめることができるようになります。 QC7つ道具は、Q7とも呼ばれます。

QC7つ道具

QC7つ道具は、統計的な考え方を取り入れることと、 視覚的な形にすること(見える化)を意識してまとめられています。

尚、「管理図」を「グラフ」の一種として、「 層別 」を7つ道具のひとつとして数える場合があります。

新QC7つ道具

新QC7つ道具は、QC7つ道具にさらに7つ追加する形でまとめられたものです。 N7とも呼ばれます。

新QC7つ道具では、マトリックスデータ解析法以外は、テキストデータ(知識)の整理と活用の方法です。

Q7とN7のわかりにくさ

Q7は定量的な分析の道具が多いですが、チェックシートと特性要因図は定性的な分析の道具です。 また、N7は定性的な分析の道具が多いですが、マトリックスデータ解析法が定量的な道具で、 しかも他の道具に比べて数学的に高度です。

Q7だけだった時期は良かったのかもしれませんが、N7が加わると、 Q7とN7の違いを説明することが必要になってきて、不便になったようです。

別の視点では、Q7とN7はビジネスの様々な場面でも役に立つものとして啓蒙されるようになって、 品質管理(QC)の道具と言う状況でもなくなっているので、 名前が「QC」となっている点は、実態と合わなくなっているように思います。




システムの2大構造(木構造とネットワーク構造)

相関関係の探索

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