棒グラフ

棒１本の棒グラフというのは、世の中にないのではないかと思います。

では、棒が２本以上ある棒グラフは何かと言えば、層別のグラフの一番簡単な形と考えられます。

棒グラフはとてもシンプルで、誰でも知っているグラフなので、知りたい内容や説明したい内容を棒グラフになるところまで絞りこめると、他人に説明したい時にスムーズにいきます。

棒グラフの応用

ヒストグラムは１次元データの頻度のグラフですが、そういう意味では、棒グラフは、０次元データの頻度グラフと考えることができます。

筆者は社会人になりたての時に、 Excelでヒストグラムを作る方法として、 FREQUENCY関数と棒グラフを組み合わせる方法を先輩から教わりました。その頃は、Excelでヒストグラムを作る方法と言えば、これでした。

ggplot2 では、棒グラフの横軸に量的変数も使えることと、棒グラフに頻度を計算する機能があることを利用して、区切りの良い区切りでヒストグラムを作る方法を紹介しています。

品質学や経営学では、現状分析や意思決定の根拠に使うグラフとしてパレート図が使われます。これは、棒グラフの横軸の項目を、頻度が多いものの順に並べたものです。