自然環境のしくみや法則は、ヒトが理解できようとできまいと、厳然としてあります。 自然科学は、自然環境のしくみや法則を、少しでも理解しようとします。
このページは、自然環境そのものの説明ではなく、 自然科学的な自然環境の見方の説明にしています。 内容は、生物学・物理学・化学・地学等の中から、 筆者の問題意識や興味のあるものを選んでいます。 断片的な内容になっているので、少しずつ補うつもりでいます。
環境負荷を減らす実験方法として、 シミュレーション があります。 また、シミュレーションは未来を予測する方法としても使われています。 天気予報や地球の未来予測は、 テレビ番組で取り上げられることもしばしばです。
例えば、流れのシミュレーションのソフトは、 流れ の理論式と数値計算の理論を組み合わせ、 プログラミング して作られています。
「環境問題に取り組むための移動現象・物質収支入門 現象の定式化・モデル化・データ解析の基礎」 松藤敏彦 著 丸善出版 2014
物質収支や熱収支の式、つまり、質量保存則やエネルギー保存則を使って物の変化の前後をイコールで結んだ式を作る事で、
現象を表現する方法が、コンパクトに丁寧にまとまっています。
測定の方法から、データの分析やシミュレーションの話まであります。
統計的なものは、
回帰分析
です。
「自然界の現象は負のフィードバックを多く備えており、安定を保っている」という文が印象的でした。
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