このページでは、 データベースからサンプリング してきた センサーデータ を「1次データ」と呼びます。
図は、1分おきでサンプリングしたデータの例です。 一番簡単な例として、時刻と温度の2列のみのデータです。
1次データは、まず、折れ線グラフで眺めてみると良いです。 例では、周期がある事がわかります。
例には入っていませんが、数字のデータの中に、質的データや空白が混ざっている場合や、質的データだけの列がある場合は、 1次データそのものをざっと眺めると良いです。 特殊なデータの現れ方がわかる事もあります。
1次データは、時刻に沿って、ずらっと並んだデータです。 知りたい現象の数理が、うまく当てはまれば、 状態解析 、 自己相関分析 、 移動分析 、 スペクトル解析 といった手法で現象をモデル式で表せることがあります。
多変量解析 や データマイニング の手法は、1次データの全体的な特徴を知るのに、役に立つことがあります。
1次データは、そのままだと、わかる事は少ないです。 しかし、どんなデータでも 1.5次データ や 2次データ にできる訳ではないです。
1次データにひと手間加える事で、1次データをパワーアップさせる方法として、 速度データ があります。
速度データを加えると、データの1行1行が、時間的な変化の情報を持ちます。
順路 次は 1.5次データの解析