「教師あり」、「教師なし」という言葉が、 機械学習 の分野でよく使われます。
データ解析の手法のほとんどは、教師ありか、教師なしかで区別できますが、 ニューラルネットワーク や MT法 のように、両方の使われ方をするものもあります。
「教師」というのは、いわゆる「先生」のことではなく、 Y (結果系のデータ)のことです。 教師あり学習と言うのは、Y と X (原因系のデータ)の関係を学習する方法です。 うまく学習できると、Yの推定や予測に使えます。
機械学習 のページに、機械学習の基本的な例がありますが、これは教師あり学習の例です。
教師なし学習は、データの特徴を学習する方法です。 持っているデータを分類したり、「要するにどんなデータなのか」と言う事を調べる事に使われます。
教師あり学習の中で、 中間層 を作るために教師なし学習が使われる事もあります。
クラスター分析 ・ 主成分分析 、 自己組織化マップ(SOM) 、等があります。
このページでは、あえて、同じデータを使って、教師あり学習と教師なし学習を並べてみました。
教師あり学習と教師なし学習の、個々の手法は、 機械学習 、 多変量解析 、 パターン認識 、 データマイニング といった分野の本で書かれています。
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