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多次元同時付置図

同時付置図 は便利ですが、2次元散布図なので、2次元しか見れません。

一方、 コレスポンデンス分析 などでは、計算結果は3次元以上になることがあります。 そのため、同時付置図では、数理で分析したことが見切れです。 2次元の組合せの散布図を、たくさん作ることはできますが、「結局、何がわかるのか?」という考察がしにくく、人に説明する時も伝わりにくいです。

なお、「多次元同時付置図」は筆者が付けた名前です。 筆者が調べた限りでは、世の中に同じ図法はないようでした。

多次元同時付置図

同時付置図を使った分析で見ていることは、「AとBの要素のどれが近いのか?」ということになっていて、 「Cに対してどうなのか?」ということは気にしていないことがあります。

多次元同時付置図は、「AとBの要素のどれが近いのかがわかれば良い!」ということに特化することで、 3つ以上あるCの要素を2つまで凝縮してしまう方法です。 この凝縮に 高次元を2次元に圧縮して可視化 の方法を使います。

ソフト

Rの実施例は、 Rによる質的変数のコレスポンデンス分析 や、 Rによる分割表のコレスポンデンス分析 、 にあります。





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