環境系の資格は業務内容や、工場の種類によっては有資格者が必須の場合もあります。 また、資格制度を知ることで環境と法律の関わりを学ぶことができます。
このページの資格は、 筆者と多少の関係がある国家資格です。 国家資格の全部ではありません。 環境計量士、公害防止管理者、危険物取扱者は、化学物質の適切な扱い方に関わる資格です。
環境計量士は、筆者が受験した時に「環境系の最上位の資格」と友人から聞きました。 後に、法的に上下関係はないことがわかったのですが、 「試験の難易度と専門性」という点では、「化学物質系の環境の資格」で最上位かもしれません。 ちなみに、危険物取扱者には甲・乙・丙の3種があり、これらには上下関係があります。
尚、このページの内容は、筆者が受験した2002〜2005年頃のものです。 しょっちゅう試験内容が変わったりはしませんが、 ずっと同じということもありませんので、ご注意ください。
適正な計量(物を測る)に必須な資格です。
体重計等の身近な測定器には、公的なマークが付いていますが、 そういったものに関わります。
定められた規模以上の施設を持つ、製造業、電気供給業、ガス供給業、 熱供給業の工場では、有資格者を置かなければいけません。
タンクローリーや、ガソリンスタンドに「4類」 と書いてあるのを見たことはありませんか? 「4類」の危険物を扱うには、「乙種4類の危険物取扱者」 の資格か、甲種の資格が必要です。
危険物は、6類まであります。すべてを扱えるのが甲種です。
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