なぜなぜ分析は、ひとつの手法として使われることもありますが、 QC7つ道具・新QC7つ道具 を使う時の基本的な知識として使われることもあります。
なぜなぜ分析は、「なぜ」を繰り返すことによって、解決策を見つけ出す方法です。 経験や知識をもとにして、仮説や理由をたくさん出していきます。
「5回」というのは、理由と結果の関係がつながって、1番下の原因から、1番上の結果まで、4段階あることを言います。
「なぜを5回繰り返す。」と言われることもあり、実際に5回を目指す教え方もあるようです。 5回にすれば、真因にたどり着くかどうかは、場合によりますので、 「5回になるくらい、よく考える」というものと教えられることもあります。
特性要因図 では、「5M+1E(文献によっては、4Mや5Mの時もある)の観点で要因を分けましょう」と言われます。
なぜなぜ分析を進める時に、最初のなぜをどういう方向で考えたらよいのかわからない時には、この分類を参考にするのはひとつの方法です。
なぜなぜ分析では、一番左に結果を書いて、右側に、「なぜ」と自問して、思い付いた原因を書きます。
たくさん「なぜ」が出るのは良いのですが、それで終わりにせず、分析結果は確認します、
一番簡単にできるのは、「だから」ということで、右から左につないで意味がつながるかを確認する方法です。
例えば、「コップが小さかった。だから、水がこぼれた」というように、つないでみます。
言葉だけでは本当かどうかがわからない場合は、実際の物の観察や実験が必要なこともあります。
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