偏相関係数 は、相関係数行列の逆行列から求めることができます。
そこで、「 連関係数 の行列の、逆行列を求めたら、偏相関係数のような性質を持った尺度ができるのではないか?」という思い付きをしたのが、 このページの話です。 「偏連関係数」という名前で呼ぶことにしています。
先に結論を書くと、偏連関係数は、偏相関係数のような性質を持っていないです。
上のような構造のデータを使います。
これを
1次元クラスタリング
して、質的変数に変換したデータについて、連関係数と、偏連関係数を計算します。
X2とX3の偏連関係数が小さくなると、偏相関係数と性質が同じになるのですが、そうはなりませんでした。
上のような構造のデータを使います。
これを
1次元クラスタリング
して、質的変数に変換したデータについて、連関係数と、偏連関係数を計算します。
X2とX3の偏連関係数が大きくなると、偏相関係数と性質が同じになるのですが、そうはなりませんでした。
上のグラフは、 Rによる連関係数分析 にコードがあります。
順路 次は 要約分析と分解分析の違い