確率と尤度の違い のページにも、簡単な例の数式がありますが、このページは、そのバリエーションの話です。
確率と尤度の違い にあるのは、パラメータ(母数)で尤度関数が作られています。 「パラメトリック」と呼ばれる方法になります。
ノンパラメトリックの方法もあります。 これは、 ベイズ統計 で、尤度を扱う方法として、かなり研究されています。
確率と尤度の違い にあるのは、1変量(変数が1個)の場合です。
例えば、分布は正規分布を仮定するとしても、それは「残差の分布」とすると、回帰分析になります。 これを発展させると、様々な多変量解析を扱えます。
尤度は、確率を掛け合わせたもの(積)です。
その掛け合わせる確率の中に、「事前分布」と呼ばれるものを加えると、 ベイズ統計 が扱っている数式と同じになります。
逆に言えば、「事前分布を1という分布として、かけ合わせているが、1は書いていない」のが、 確率と尤度の違い にあるような尤度と考えることもできます。
順路 次は サンプル数が1の尤度関数