トップページ | ひとつ上のページ | 目次ページ | このサイトについて | ENGLISH

尤度の数式

確率と尤度の違い のページにも、簡単な例の数式がありますが、このページは、そのバリエーションの話です。

分布の形

確率と尤度の違い にあるのは、パラメータ(母数)で尤度関数が作られています。 「パラメトリック」と呼ばれる方法になります。

ノンパラメトリックの方法もあります。 これは、 ベイズ統計 で、尤度を扱う方法として、かなり研究されています。

変量数

確率と尤度の違い にあるのは、1変量(変数が1個)の場合です。

例えば、分布は正規分布を仮定するとしても、それは「残差の分布」とすると、回帰分析になります。 これを発展させると、様々な多変量解析を扱えます。

事前分布の有無

尤度は、確率を掛け合わせたもの(積)です。

その掛け合わせる確率の中に、「事前分布」と呼ばれるものを加えると、 ベイズ統計 が扱っている数式と同じになります。

逆に言えば、「事前分布を1という分布として、かけ合わせているが、1は書いていない」のが、 確率と尤度の違い にあるような尤度と考えることもできます。



順路 次は サンプル数が1の尤度関数

データサイエンス教室