「平均情報量係数」というのは、筆者が付けた名前です。 世の中に同じものがなさそうなので、この名前で筆者は呼んでいます。
平均情報量係数は、平均情報量を少し変更した式になっていて、対数の底が2ではなく、カテゴリの数です。 そこだけが違います。
この「底がカテゴリの数」というのは、平均情報量の最大値で割った式を、対数の法則を使って変形することで求まります。
平均情報量係数は、平均情報量の最大値で割っているので、最小値が0、最大値が1になります。 最大値が決まっているので、指標として便利です。
平均情報量 は、カテゴリの数と、頻度のばらつきの両方で決まる尺度ですが、 平均情報量係数は、頻度のばらつきだけで決まる尺度です。
カテゴリの数に関わらず、頻度のばらつきが同じなら、1になります。
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