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正規性の検定

正規分布の理論のロバスト性 があるので、正規分布を前提した方法を使うからと言って、「厳密に正規分布でなければならない」ということはないです。 筆者の実務経験の範囲ですが、正規分布かどうかは、重要ではないことが普通です。

一方で、「正規分布を前提にした方法を使う時は、正規性の検定をした方が良い」と書かれている解説も、世の中には、たくさんあります。

シャピロ・ウィルク検定

上記と反対に、正規分布かどうかをきちんと確認したい時は、 正規性の 検定 があります。 シャピロ・ウィルク検定が有名です。

Rで実施する場合は、 Rによる正規性の分析 のページにまとめています。

コルモゴロフ-スミルノフ検定

コルモゴロフ-スミルノフ検定 では、2標本の違いの検定として、コルモゴロフ-スミルノフ検定を紹介することが中心になっていますが、片方の標本を、よく知られた分布関数にする使い方もあります。

例えば、「このデータは、一様分布と言えるか?」、「このデータは、正規分布と言えるか?」といったことを調べられます。

ただし、正規分布かどうかを調べたいのなら、シャピロ・ウィルク検定の方が感度良く調べられます。


順路 次は コルモゴロフ-スミルノフ検定

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