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浄化技術

工場からの排気や排水に有害物質が含まれる場合、 処理をしないと工場の外に出せません。 この技術として、スクラバーや、膜によるろ過技術があります。 生物的処理の主役が 微生物 です。
ちなみに、浄化技術の知識は 公害防止管理者 の試験で問われます。

環境の浄化技術としては、土の浄化もあります。 以前は、「土を処理施設まで持って行き、きれいにしてまた戻す。」という方法でしたが、 今は現地で処理する方法もあるそうです。 輸送のコストやCO2の発生を削減できる利点があります。

化学工学

化学工学では、蒸留、ろ過、晶析、反応といった化学的な作業を、 効率的に、また、大規模に行う方法が研究されています。

フラスコや試験管のような規模の話ではないので、 化学工学には、安定的な操業のために、 制御の理論 もセットになっています。 また、流れ や伝熱の話もあります。

環境工学

環境工学は、土木工学の発展形として組み立てられて来ています。 土木工学の中に衛生工学があり、衛生工学の専門家が、 環境方面にシフトしてできた分野のようです。 都市のあり方や、水道システム等のあり方が議論されています。

環境工学は、都市の機能を議論します。 歴史や文化といったものも含めた設計は、 風土工学 になって来ます。




参考文献

環境システム工学入門」 L.G.リッチ 著 産業図書 1979
水処理のシステムの本です。 物理学・化学・生物学の基本的なことから、処理技術や管理技術の技術論までカバーしています。 大気の話も少しだけ出てきます。
タイトルに「システム工学」とありますが、このサイトの システム工学 とは別物でした。


水環境基礎科学」 宗宮功・津野洋 著 コロナ社 1997
水の性質を述べた後、環境化学・環境物理・環境生物を述べ、最後が水域生態系です。 処理技術の話はありませんが、処理を考える前に必要な知識が書いてあります。


化学工学

環境問題を解く化学工学」 川瀬義矩 著 化学工業社 2001
環境問題への化学工学からのアプローチが書かれています。 「化学工学は、環境問題の原因だけれども、環境問題の解決策にもなる。」、というスタンスの本です。
最後の章が、 化学物質リスク の話でした。


基礎化学工学」 化学工学会 編 培風館 1999
化学工学全般の教科書です。
エクセルギー が、エネルギーを有効利用していくためのキーワードのような感じで登場します。 エクセルギー関係の記事は7ページくらいあります。


入門化学工学」 小島和夫 他 著 培風館 1996
最後の章が、環境問題への対策の話になっています。


反応工学 反応装置から地球まで」 小宮山宏 著 培風館 1996
反応装置の理解も、地球環境の理解も、一冊の本で説明しています。


環境工学

環境工学概論」 福田基一 著 培風館 1980
大気汚染、水質汚濁、廃棄物、土壌汚染、騒音、公害振動、規制基準と環境基準、で章が組まれています。


環境工学 −これからの都市環境とその創造のために」  住友恒・村上仁士・伊藤禎彦 著 理工図書 1998
環境科学を概観し、様々な環境問題とその対策技術や、環境の計画を挙げています。 タイトルに「 都市環境 」とありますが、特に「都市」を意識した記述はありませんでした。


環境工学」 石井一郎 著 森北出版 2003
騒音、超低周波音、公害振動、水質汚濁、大気汚染、地盤沈下、悪臭、土壌汚染、廃棄物、自然環境、自然破壊、地球環境、環境影響評価、 で章が組まれています。


図説 わかる環境工学」  渡辺信久・岸本直之・石垣智基 編著 学芸出版社 2008
キルンやヒートポンプ等の代表的な技術や、反応・拡散・熱力学等の物理学や化学の基本について、 すっきりと解説しています。


マンガでわかる環境工学」  原口秀昭 原作 サノマリナ 漫画 彰国社 2008
熱・光・音の尺度の意味や考え方、また、対数の使い方について、 非常に丁寧に解説しています。 「環境工学の本」というよりは、「環境工学で使う重要な尺度の本」です。




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