応答曲面法は、 重回帰分析 の一種です。 重回帰式に二次の項を加えます。 二次の項があると、凸型や凹型の現象について、最大値や最小値を求めることができます。
応答曲面法自体は、特に実験データでなくても使えますが、 応答曲面法による解析を目指して実験する場合は、知っていると良い事があります。
最低でも3水準ないと曲面が作れないので、 応答曲面法をするには、3水準以上必要です。
また、最大値や最小値が、実験した水準の範囲の外側に予想される場合は、 さらに外側の水準も試した方が良いです。
応答曲面法で解析することを前提とした、実験の計画方法として、 中心複合計画があります。
中心複合計画では、中心の水準だけは複数回実験することで、全体のばらつきには配慮して、 中心以外の水準は何度も実験しない事で、効率的に応答曲面法向きのデータを集めます。
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