Rによるデータ分析

Rによるパレート図

パレート図 は、棒グラフと折れ線グラフを合わせたものなので、それほど難しいものではないですが、 EXCELでパッと作れるものではないので、やや難しいです。

Rではパッと作れるようになっています。

シンプルな作り方

手入力で作る場合

手入力で作る場合は、データと名前の順番を対応付けておく必要があります。 データの並び替えはソフトがするので、大きい順にしておく必要がありません。

library(qcc)
Data <-c (1,9,5,2,10) # データの読み込み
names(Data) <- c("A","B","C","D","E") # 名前の読み込み
pareto.chart(Data) # パレート図を描く

csvファイルを読み込む場合

csvファイルを読み込む方が、手間が少ないです。

1列目が項目名で、2列目が数字の場合になります。 下記のコードでは、一番上に書かれている列名が、グラフの軸の名前として使われるようにしています。

setwd("C:/Rtest") # 作業用ディレクトリを変更
Data <- read.csv("Data.csv", header=T) # csvデータの読み込み
Data2 <- as.vector(Data[,2]) # データの読み込み
names(Data2) <- as.vector(Data[,1]) # データの読み込み
pareto.chart(Data2,main ="Pareto chart", xlab = names(Data[1]), ylab = names(Data[2])) # パレート図を描く




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