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ベクトル量子化ロジスティック回帰分析

ベクトル量子化ロジスティック回帰分析は、 ベクトル量子化平均法 の一種です。 複雑な分布の時に使えるロジスティック回帰分析です。

ベクトル量子化 で説明変数を1次元の質的変数に圧縮してから、 ダミー変換 で多次元にします。 これを新しい説明変数として、普通のロジスティック回帰分析をします。

一般的なロジスティック回帰分析の場合

例えば、普通のロジスティック回帰分析の結果が、下図です。 左のようなデータに対して、普通のロジスティック回帰分析でモデルを作ると、予測値は、右になり、良い予測になっていません。

logistic logistic

ベクトル量子化ロジスティック回帰分析の場合

ベクトル量子化ロジスティック回帰分析だと、下図のように完璧に予測できます。
logistic

クラスターの作られ方

logistic
この例では、クラスターは、上のように10個作っています。 10個が含む領域が、元のデータのYの0と1のある場所をうまく分けているので、高精度な予測ができるようになっています。

ベクトル量子化ロジスティック回帰分析による新しいサンプルの予測

新しいサンプルの予測値を計算する時は、新しいサンプルがどのクラスターに属しているのかを調べます。

ソフト

R

上記の方法は、 Rによるベクトル量子化ロジスティック回帰分析のページがあります。



参考文献

機械学習のための特徴量エンジニアリング」 Alice Zheng・Amanda Casari 著 オライリー・ジャパン 2019
名前はついていないのですが、ベクトル量子化回帰分析と同じ内容の方法が、ベクトル量子化の解説の後に、紹介されています。




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